松山・城山公園(松山市堀之内)で11月13日、「えひめ県民祭 ええもんフェスティバル」が開催される。主催は、セイズ・ストリート(湊町)。
「愛媛の『いいもの』を知ってもらいたい」というコンセプトの下、出店やライブ、ミニSL乗車、メークなど約100ブースによる販売・イベントを用意する同イベント。同社社長の勢井智裕さんは「愛媛に根を張る経営者が集まって創立したことから、愛媛のためにできることを考えてきた。今回のイベントで愛媛のいいものを県民の人に知ってもらいたい」と話す。
エリアは、「食ゾーン」「スポーツゾーン」「音楽ゾーン」「美と健康ゾーン」「ワークショップ・雑貨ゾーン」「わんわんゾーン」「協賛ゾーン」の7つに分かれ、それぞれで愛媛の魅力を体感できるという。
「音楽ゾーン」では「津島太鼓集団 雅」による「樹根大太鼓」の披露も行われる。樹根大太鼓は「樹根一木くり抜き胴太鼓」の略で、1993年の台風で倒木した樹木の根を使って作られた太鼓。重量=約1.5トン(台車込み)、最大口径=約2.3メートル、胴の高さ=約1.3メートル。通常は道の駅 津島やすらぎの里(宇和島市津島町)に保管されている同太鼓を披露するほか、太鼓を演奏できる体験イベントも行う(無料)。
勢井さんは「今年を皮切りに毎年開催したいと考えている。スポーツやフードなど、ブースのジャンルごとに分け細分化したイベントも年2回ほど開催できれば」と意気込む。
開催時間は10時~20時。入場無料。12日15時~21時には、いも炊きなどを振る舞う前夜祭も開く。