松山にある松山市総合コミュニティーセンター（松山市湊町7）のコミュニティプラザ1階で11月12日、「放置自転車リサイクル競売会」が開催される。主催は松山市。

　例年約300人が足を運ぶ同競売会は1995年から開催されており、今回で64回目。同市が撤去した放置自転車は、所有者宛てに引き取り通知書を送付したり、撤去した車両の情報を公開したりして所有者への返却に務めている。同競売会では、そのうち引き取りがなかったり、保管期限が過ぎ、かつ撤去の告知から半年以上が経過して同市に所有権が移転してしまったりしたものの中で、再利用可能なものが出品される。競売入札方式で買い主が決まり、昨年は39台の自転車が6,000円～2万5,000円の値段で落札された。

　参加資格は、松山市内に住民登録のある20歳以上の人。1人1台を条件に入札最低価格である5,000円から100円単位で入札を受け付け、当日中に開札作業や自転車の受け渡しを行う。

　当日は、誰でも参加できる「自転車安全利用マナーアップキャンペーン」も開催。自転車シミュレーターの乗車体験や自転車乗車用ヘルメットの展示・試着、自転車の安全点検などを行う。

　開催時間は13時～15時30分（入札締め切りおよび開札作業開始は14時）。