松山・湊町の四国最大級「スタバ」開店迫る モチーフは「坊っちゃん列車」

「コーヒーの旅」をイメージしたバーカウンター

「コーヒーの旅」をイメージしたバーカウンター

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 松山・湊町に12月9日、「スターバックス リザーブ」を愛媛県で初展開する「スターバックス コーヒー 松山市駅前店」(松山市湊町4)がオープンする。運営はスターバックス コーヒー ジャパン(東京都品川区)。

店舗外観

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 「Masterpiece Coffee Station」(文学作品とコーヒーのための駅)をコンセプトにした同店は、店舗正面に「坊っちゃん列車」の車体をイメージしたデザインを用いたり、店内のバーカウンターに駅舎のイメージを取り入れたりするなど、松山の街並みに合うような空間にした。同店前に展示され街を「見守ってきた」坊っちゃん列車は、同店と併設されている「坊っちゃん列車ミュージアム」に展示されるという。

 県内では初めて取り扱う「スターバックス リザーブ」は「コーヒーに関心があり、洗練されたおいしいコーヒーを楽しみたい人」に向けて提供するもので、全国1200店舗以上ある店舗の中で約5%に当たる全国60店舗限定(2016年12月時点)で展開しているもの。世界から買い付けたよりすぐりのコーヒー2~3種を1カ月の期間をめどに販売し、年間約20種のコーヒーを提供していく予定。

 今月は、レモンのような酸味とキャラメルのような甘みが特徴のウガンダ産コーヒー「ウガンダ シピ フォールズ」と、レモンやブラックカラントを連想させる明るい風味とチョコレートのような後味が特徴のタンザニア産「タンザニア トゥイーガ」の2種をラインアップする。なくなり次第終了。

 同社広報部の田中有紀さんは「このラインアップで提供するコーヒーは当店の導入基準を満たしていることに加え、その年の生産量や気候などによって入荷可能かどうかが左右される。来年は楽しめないかもしれないという気持ちがありながらも、新しいコーヒーとの出合いを楽しんでもらえれば」と話す。「スターバックスに足を運ぶお客さんは、お店の使い方もニーズも地域で異なる。松山にスターバックスがオープンして13年たつが、地域らしさを大切にして10年、20年愛されるお店を目指していきたい」とも。

 営業時間は7時~21時。

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