和の世界の婚礼新スタイル-道後舘で愛媛初の茶婚式

愛媛初の「茶婚式」が道後舘に誕生した

愛媛初の「茶婚式」が道後舘に誕生した

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 道後温泉の「道後舘」(松山市道後多幸町7、TEL 089-941-7777)は7月12日、「道後舘・ザ・婚礼展」を開催する。

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 茶婚式(ちゃこんしき)とは、夫婦固めの三献の儀や親族杯など両家の緑をともに喜び、末永い反映を願って、茶室などで行う和婚セレモニーで、京都で発生し、愛媛での実施は初めてとなる。式の際にはお茶の世界に通じる茶人が司婚者となり、結婚する2人、ゲストの方々に一碗のお茶を提供する。

 今回の同イベントは茶婚式をプランの一つに加えるにあたって、より多くの人に体験して、知ってもらうことを目的に企画した。

 「今まで能舞台での結婚式などはあったが、茶室を使ったものはなかった。県内の式場で道後舘だけが茶室を持っている。これを生かして、いろいろなニーズに応えることができ、少ない人数でも可能な茶婚式をプランとして加えることにした」と同館ブライダル課長の宮田洋子さん。

 イベント当日は、12時から1人15,000円の婚礼料理を2,000円で提供する「賞味会」や、衣裳展示・試着撮影会のほか、模擬人前茶婚式」も実施する。14時からは、見学自由で茶道を取り入れた婚礼の新スタイル「茶婚式」も披露する。

 「茶婚式は今の日本にはない古式ゆかしさが新鮮であり、厳かな中にも華やかさがある大切な門出のセレモニー。大切なシーンでお茶を軸にした時間と空間で思い出深い日にするとともに、人の和や日本の文化の大切さを改めて感じ、独特の時間と空間をもった一期一会の世界をゲストに楽しんでもらいたい」(宮田さん)とも。

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