松山にある「ひめぎんホール(愛媛県県民文化会館)」(松山市道後町2)で6月3日から、「第31回宇宙技術および科学の国際シンポジウム」が開催される。
四国初開催となる同イベントは、宇宙に関する研究者や技術者が研究発表を行ったり、子どもたちに宇宙や科学への夢や関心を持ってもらうための国際展示会やトークイベントなどを開いたりするもの。
展示会では、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子の実物を展示するブースや、宇宙分野の企業による最新技術や製品を紹介するブースを展開。宇宙航空研究開発機構・JAXAや地元企業の取り組みなどを紹介する。
4日には、2016年10月に国際宇宙ステーションから地球に帰還した宇宙飛行士・大西卓哉さんの講演会「115日間の宇宙滞在を終えて」を開く。天体観測セミナーや水素ロケット教室などの参加型イベントも行う予定。
開催時間は10時~17時。入場無料。一般の方が参加できる国際宇宙展示は6月3日から6月7日まで。