松山の道後温泉駅前で6月3日、「2017 日台観光サミットin四国」の歓迎イベントとして「道後みこし鉢合わせ」が実施された。主催は日台観光推進協議会。
「日台観光サミット会議」は、台湾からの訪日旅行・日本からの訪台旅行双方の促進と相互交流人口の拡大を目標として、2008年に双方の旅行業界の経営者や観光業界のトップが集まり、第1回の会議を台湾の台北市で開催して以降、日本と台湾で一年交代で開催し、今年で10回目となる。
四国での開催は今回が初めて。5月31日から6月4日の間、四国内の各観光地を回ったほか、6月1日には「かがわ国際会議場」(香川県高松市)でサミット会議を行った。
3日は駅前に道後八町会の8体のみこしが一堂に集まり、日台双方の観光行政・旅行業・運輸・宿泊産業関係者らが参加した。鏡開きを行った後、みこし同士をぶつける「鉢合わせ」などを行った。
イベントでは中村知事と野志市長と台湾の交通部観光局の周局長や台北駐大阪経済文化弁事処の陳処長が乗ったみこしを鉢合わせさせるパフォーマンスを行うなどして会場を沸かせた。
愛媛県国際交流課の担当者は「このイベントを通して台湾との交流がより深いものになれば」と話す。