松山・二番町に「出汁(だし)茶漬け 網元茶屋」(松山市二番町1、TEL 089-915-2116)がオープンして2カ月がたった。
店主の塩沢研さんは「お茶漬けは歴史が古く、料理人の原点。22歳ごろからお茶漬けのお店を出すのが夢だった。愛媛のレベルの高い食材にほれて、良い食材で料理を提供したいとの重いから出店に至った」と話す。塩沢さんは居酒屋「網元」で料理人として勤め、のれん分けして今回独立開業した。
席数は12席。もともと倉庫だったところを改装し、料理を作っているところが間近に見える造りにした。同店の茶漬けは生の刺し身を具にして提供する。
メニューは「技の骨なし生鱧」(1,404円)など。県産の旬の魚介を使った約15種類の茶漬けのほか一品料理も用意する。
塩沢さんは「手を抜かず一杯一杯愛情を込めて提供していきたい。県外の方に愛媛の食材を楽しみに来てもらえたら。深夜でも新鮮なものを使っているので飲み会の締めなどにも利用していただきたい」と話す。
営業時間は19時~翌3時。日曜定休。