見る・遊ぶ

出雲大社松山分祀で節分厄よけ大祭 神楽「大蛇の舞」の奉納も

出雲大社松山分祀の節分大祭で奉納された神楽「大蛇の舞」

出雲大社松山分祀の節分大祭で奉納された神楽「大蛇の舞」

  •  

 節分の2月3日、出雲大社松山分祀(ぶんし)(松山市本町3)で節分厄よけ大祭があり、厄よけ祈願や迫力ある神楽の奉納などが行われた。

 出雲大社松山分祀は「大黒さま」として親しまれる大国主大神(おおくにぬしのかみ)を祭神とする神社で、1876(明治9)年に島根県の出雲大社から分霊を受けて開かれた。

[広告]

 当日は境内に露店が立ち並び、2001年に新しく建てられた社殿の中で朝7時から、厄よけ祈願や神楽の奉納、餅まきなどが行われた。この節分大祭には毎年、松山市内外からおよそ2000人が訪れるという。

 神楽「大蛇の舞」を披露したのは広島県府中市の上下神楽保存会。島根県出雲大社の流れをくむ「備後神楽」の伝統を保持しており、府中市指定無形民俗文化財に指定されている。神楽は日本神話の「ヤマタノオロチ」を題材にした演目で、暴れる2匹の大蛇を須佐之男命(スサノオノミコト)が退治する内容だ。

 大蛇の衣装は「蛇頭(じゃがしら)」と「蛇胴(じゃどう)」に分かれており、これを1人の舞い手が操る。長さ17メートルにもなる蛇胴は、直径約40センチの竹の輪に和紙を貼り重ねてちょうちん状にし、彩色したもの。蛇頭の目の部分が光る細工などとも相まって、迫力ある舞を演出した。

 出雲大社松山分祀分祀長の西嶋三卓さんは「節分大祭では、50~60年以上も前から神楽の奉納を行っている。近年では簡略化された神楽を披露する団体も多い中、上下神楽保存会では、大祭に相応しい、大きな蛇の登場する本格的な神楽を披露してくれる。ほかではなかなか見られないので、迫力ある舞を楽しみに毎年来てくれる方も多い」と話す。

松山経済新聞VOTE

どのようなジャンルの記事に興味がありますか?