「赤いきつねうどん」と「緑のたぬきそば」の人気投票を行うキャンペーンが、昨年9月から今年1月にかけ全国で開催され、愛媛県は奈良県と並び2県のみの「少数派」として「緑のたぬき」を支持した。東洋水産(東京都港区)が2月6日に結果を発表した
投票は、全国で実施していた食べ比べイベントや、特設ウェブサイト上での投票のほか、サークルや家族、職場など3人以上のチームに「赤いまめきつねうどん」「緑のまめたぬき天そば」の食べ比べキットを届けて投票を募る「みんなで食べよう、食べ比べ」、店頭試食の4つの方法で実施。投票総数は、6万6981票となった。
128日間にわたる戦いを制したのは、47都道府県中、45都道府県で勝利した「赤いきつねうどん」。「緑のたぬきそば」は、奈良県と愛媛県でのみで勝利を得る結果となった。
「赤いきつねうどん」勝利の結果を受け、マニフェストとして掲げていた、、緑のたぬきの具材である小えび天ぷらを取り込んだ「もっと赤いたぬき天うどん」が、5月から全国で期間限定販売される。昨年の食べ比べ投票でも同じく赤いきつねうどんが勝利を収め赤いたぬき天うどんが登場していた。
今年はさらにバージョンアップした「もっと赤いたぬき天うどん」が新登場。勝者の赤色に染まる紅しょうが入りの小えび天ぷらや、赤いきつねの揚げを食べやすいサイズにしたきざみ揚げや卵、赤いかまぼこも加え「いろんなおいしさを一度に味わえる食べ応えのある一品」になる予定。
このキャンペーンで赤いきつね軍の大将を務めた武田鉄矢さんは「今年も負ける気はしなかったが、やはり勝利はうれしい。得票率が50%ちょっとと僅差なのでまだまだ安心はできない」、緑のたぬき軍の大将を務めた濱田岳さんは「残念な結果だが、全国キャラバンの総得票数は互角というところまできている。緑のたぬきが40周年を迎える今年こそ、3度目の正直を信じてリベンジしたい」とそれぞれコメントを寄せている。