小学生から利用できるスポーツ特化型ジム「メガP・SPO(ピースポ)24東石井店」(松山市東石井2、TEL 070-3168-0682)が2月5日、松山にオープンした。
野球3台、テニス3台、卓球4台、ゴルフ6台の打ち込みができるマシーンとジムエリアを併設し、延べ床面積は約330坪。球技に必要なフィジカルトレーニングと打ち込みを組み合わせ、「鍛えた筋肉を自分のやりたいスポーツにすぐ生かせるトレーニング導線」を提供するという。
ジムエリアには、オリンピック公式サプライヤー「テクノジム」製のスキルミル3台、ローイングマシン2台、キネシス1台のほか、バイクやラダー、スラックラインなどを設置。3月上旬にかけて、プライオメトリックソフトボックス、ダンベル、ハックスクワット、腹筋ベンチや背筋ベンチなどの導入も進めている。
同施設は松山市近郊を中心に、365日・24時間営業のスポーツジム14店舗を展開する「ピースポ24」の新店舗。同店を経営する三福ホールディングス(中村町2)で健康・スポーツ事業に携わる近藤幸志郎さんは「スポーツ特化型ジムを通じて、愛媛のスポーツをもっと盛り上げたい。子どもたちに熱くなれるものを見つけてほしい。愛媛から全国や世界、プロの舞台を目指すアスリートたちを応援したい」と熱意を語る。
元愛媛マンダリンパイレーツの外野手でキャプテンも務めた経歴を持つ近藤さんは「市内では、バッティングセンターや卓球場などが年々少なくなっており、雨の日には坊っちゃんスタジアムの軒下で練習している小中学生などを見かけることもある」と話す。
「自分も長年野球に取り組む中で、たくさんの方に支えられ応援してもらった。今度は、上を目指せる充実した練習環境を整えることで、地域に恩返しをしたい」と近藤さん。「365日・24時間使えるスポーツ特化型の設備は全国的にもまだ珍しい。いずれは『いい練習環境があるから』と進学や移住先として松山を選び、市内の学校に通いながら施設を利用してもらえるようにもなれば」とも。
月会費は5,478円で、入会時に入会金7,700円と事務手数料3,300円が必要。見学予約はHPで受け付ける。