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マルチワークで都市部人材と愛媛をつなぐ「だんだん複業団」がオンライン報告会

松山市で行ったフィールドワークの様子。興居島(ごごしま)行きフェリー乗り場で、参加者が企業ヒアリングを行った。

松山市で行ったフィールドワークの様子。興居島(ごごしま)行きフェリー乗り場で、参加者が企業ヒアリングを行った。

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 複業(マルチ―ワーク)や社会貢献を通じて、都市部などに住む人材と愛媛の関係構築を目指す「だんだん副業団」のオンライン事業報告会が3月4日に行われる。

 「だんだん副業団」は、都市部で活躍する人材と地域がお互いに「だんだん」近づき、「だんだん」(方言で「ありがとう」の意味)と言い合える関係作りを目指して松山市が主催する事業。

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 首都圏や大都市圏で仕事をしているが、松山と関わりを持ちたい人や、いつかUIターンなどを考えている人などと地域の企業をつなぎ、複業人材にはスキルアップや地域貢献、新しい仕事へのチャレンジの機会提供を、企業には複業人材のスキルを活用した課題解決の実現を目指す。

 地域コーディネーターとして携わる稲見益輔さんは「地方には、企画やマーケティング、採用などの高度なスキルを持った人材が不足しており、企業や地域課題解決のボトルネックになっていることも多い」と話す。

 「その一方、高度でニッチな専門性を持つ人材を地方の一企業が雇用しようとすると、その人材のスキルに合致する仕事量と給与を確保することが難しいという実情がある」と稲見さん。「都市部で活躍する人材が『地方での複業』という形でスキルを発揮することで、課題解決の突破口として大きな力を発揮することも。都市部人材と地域企業の関わりが課題解決や理念実現のための成長加速につながり、力を貸してくれる複業人材にとっても、普段の仕事とは異なるユニークなスキルアップの機会になる」とも。

 報告会には地域内で先進的な取り組みを行っている「ユナイテッドシルク」(松山市大街道3)、「大一合板商事」(太山寺町)、「福栄」(久米窪田町)の3社が登壇。都市部人材とのマッチングに関する現状報告や事例共有などを行う。

 事業を統括するパソナJOB HUBの亀井諭さんは「現在、マーケティングなどの部門を中心に10件ほどのマッチングが進んでいる」と話す。

 対象者は、複業などの働き方に関心のある松山市内 の企業、経営支援機関など。申し込みはウェブで受け付ける。13時50分開場、14時~16時開催。参加無料。

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