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松山で高齢者と家族の悩みに寄り添う「終活シニア大学」 4月開講

「終活シニア大学」で講師を務める竹中誠実さん(左)と矢野雅世さん(右)

「終活シニア大学」で講師を務める竹中誠実さん(左)と矢野雅世さん(右)

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 松山の有料老人ホームエデンの園(松山市祝谷6)と終活サポート協会(美沢1)が4月14日、高齢者の「よくある悩み」に寄り添う「終活シニア大学」を開講する。

 開催は来年3月までの全12日(24講義)で、受講無料。「知らないと損する終活」「エンディングノートの書き方」などのほか、相続や遺言書の書き方、成年後見制度について司法書士が紹介する「法律ぶっちゃけ話」、地元石材会社の社員が講師を務める「お墓ぶっちゃけトーク」など、高齢者や高齢の親を持つ人の悩みを包括的に学べる内容で行う。

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 同施設で入居関連の業務を担当するスタッフの弓桁さんは「施設の見学や問い合わせに来た人と話をする中で、高齢者やその家族のさまざまな悩み事や相談に接する機会があった」と話す。

 「これまでは、自分たちができる範囲で個別に相談に乗ったりアドバイスをしたりしてきたが、誰もがいつか迎える『死』と、それを取り巻く現実的な物事に関する悩みや迷いが、想像以上に皆さんの心の中で進んでいると感じ、終活サポート協会の協力を得て、『終活シニア大学』という形での無料講座開講を決めた」と弓桁さん。

 松山でも独居で死亡する人が年々増加しており、コロナの影響で民生委員による独居世帯の巡回がままならない、地域包括支援センターなどで受けられる支援について広く知られていないといった問題もあるという。

 「『終活』について考えている70~80代のシニア世代は、学ぶことが好きな世代」と話す弓桁さん。「勉強好きなシニア世代に興味を持って受講してもらえるよう、『シニア大学』という形での開講を決めた。5回以上出席した人には、来年3月の卒業式で卒業証書を授与する」とも。

 講師陣は「高名な人」よりも、生活や現実的な悩み事に寄り添うことのできるよう、地域で活躍している各分野の専門家に依頼。終活サポート協会理事でファイナンシャルプランナーの資格を持つ竹中誠実さんをはじめ、訪問介護員や行政書士、土地家屋調査士など、普段からさまざまな面で高齢者やその家族をサポートしている人が講師を担当する。

 「終活を意識し始めたシニア世代の人はもちろん、親御さんの老後について不安を抱えている人にも受講してほしい」と弓桁さん。「この講座をきっかけに、家族で老後や終活について話し合ったり、年老いた独居の親御さんについて考えたりする機会にもなれば」と期待を込める。

 開講は来年3月9日までを予定。受講無料。各日14時~14時45分、15時~15時45分の2回。参加申し込みはホームページまたは電話(TEL 089-989-7299)で受け付ける。

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