砥部工業団地が多目的用途に転換-ロハスヒルズ「夢の里とべ」誕生へ

愛媛の工業団地がが用途を転換し、ゆとりある暮らしの場へ

愛媛の工業団地がが用途を転換し、ゆとりある暮らしの場へ

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 砥部工業団地(伊予郡砥部町)が農村の活性化を主眼とした多目的用途団地「夢の里とべ」として転換し、本格始動を始める。

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 団地の開発面積は13万8,666平方メートル。新たに事業主体となるアグリファームを主体として、さまざまなライフスタイルを提案していく。

 「これまでは企業共同体を事業主体として開発、『砥部工業団地』として進出企業を募集してきたが、経済環境の変化で工業用地が全国でも余っており、農村活性化事業の趣旨にのっとった活用が必要と判断し、工業団地から多目的用途に転換。9月から『ロハスヒルズ  
夢の里とべ』として本格的にスタートすることになった」と同社の米岡忠記社長。

 「現代は慌ただしく、自分の理想とするようなライフスタイルで過ごすことは難しい時代。ここに来たり、住んだりすることで自然、社会、経済の目まぐるしい変化に流されることなく、少しでも自分らしさを保ち、生かすことのできるライフスタイルを見つけ出したり、生きる目的を見出せる人が増えれば」と期待を寄せる。

 現在、予定されているものは、約1万平方メートルの農業就労者向け農村付住宅「ミニアグリファームゾーン」や「ハーブ・薬草・薬樹栽培ゾーン」「新薬・漢方薬開発ゾーン」「リハビリ施設・公園・遊園地ゾーン」「東洋医学研究センターゾーン」「福祉施設ゾーン」「健康相談治療センターゾーン」「散策・森林セラピーゾーン」など。そのほか、太陽光発電や風力発電設備などのエコなエネルギー源を設置したりヘリポートなどの設置も予定している。

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