松山市内で8月2日から、35歳~55歳の就職氷河期世代を対象にした「Javaプログラミング技能コース」が初めて開催される。
同講座は厚生労働省の委託事業で、日本情報技術取引所(JIET)が開催するもの。講座ではコンピューターやネットワーク、データベース技術、アルゴリズムなどITの基礎、JavaプログラミングやAIを活用したデジタルトランスフォーメーションなどに加え、就職支援としてビジネスマナーやキャリアデザインについても学ぶ。
松山事務局で就職支援員を担当する宮本芳樹さんは「今回取り上げるJavaは、システムやウェブ、アプリ開発など多くの場面で使われる汎用性の高いプログラミング言語で、日頃利用しているアプリの中にもJavaで開発されたものがたくさんある」と話す。
「訓練の内容は、プログラミングスキルを修得するための実践的な科目に加えて、就職支援講座が組み込まれているのが大きな特徴。キャリアコンサルタントによるマンツーマンの就職相談やIT系企業の職場見学会、就職面接会など、出口一体型の職業訓練ならではの万全な就職支援体制を整えているので、IT 業界に興味がある方にお勧め」と受講を呼び掛ける。
開講は10月22日までの平日9時~17時。受講無料。テキスト代1万1,000円、損害賠償保険1,000円は自己負担。説明会は7月7日13時から、TKP松山カンファレンスセンター(松山市千舟町4)で行う。