松山の「村上皮フ科クリニック」(松山市山越4)院長の村上早織さんがコラーゲンペプチドブランド「COLAGENO(コラヘノ)」を立ち上げた。
10月からT・S・C(松山市山越4)がネットでの販売を始めている。
村上さんは松山市の出身。愛媛大学医学部皮膚科助手、松山市民病院皮膚科副医長を経て1991(平成3)年、松山に皮膚科クリニックを開業した。美容皮膚科の分野にも注力し、講演会やセミナーにも多く登壇している。
村上さんは「2020年2月、元気が自慢だったはずの自分が間質性肺炎を起こしてコロナ疑いで緊急入院したことをきっかけに、体力や免疫力のアップなど、健康な体づくりの重要性を痛感したことがブランド立ち上げのきかっけになった」と話す。
「コラーゲンペプチドは皮膚や髪、爪など皮膚科や美容に関わる部分だけではなく、血管や骨、腱や靭帯など、健康な体の維持にも重要な成分」と村上さん。
「製品には『皮膚や髪、爪』『腱や靱帯(じんたい)』『骨』など、ケアしたい目的別に分子量の異なるコラーゲンぺプチドをセレクトして配合した。30年以上皮膚科の仕事に携わってきた経験を元に、自分が本当に欲しいと思うものを作った」と話す。「コラーゲンペプチドを、おいしく飽きずに効果的に摂取できる方法を考え、パウダーやドリンク、チョコレートのラインアップをそろえた。気分やライフスタイルに合わせて使い分けてほしい」とも。
ラインアップは、「ビューティー」「スポーツ」「ヘルシー」と目的に応じて選べるコラーゲンペプチドパウダー(2,160円)、チョコレート(6個入り=1,998円、10個入り=3,240円)など。ドリンク(21本入り4,980円)の開発も進めている。