松山の不動産会社とCATVが共同企画-マンションの新たな付加価値に

CATVワイヤレスプラスを導入することで、入居者の生活がより便利なものになる

CATVワイヤレスプラスを導入することで、入居者の生活がより便利なものになる

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 愛媛CATV(松山市大手町1)で1月28日、「マンションみらい21プロジェクト企画サービス『CATVワイヤレスプラス仕様書』」調印式が行われた。

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 同サービスは、松山を中心に事業を展開している大手不動産会社8社(=杉住宅、日本エイジェント、愛媛建物、三福綜合不動産、住宅情報館、アメニティーハウス、一宮興産、アート不動産)で構成された業務ネットワーク「リンクス21」と同CATVが共同で取り組む集合住宅向けサービス。昨年9月に「マンションみらい21プロジェクト」を立ち上げ、これまで検討や実験を重ねてきた。

 主なサービスは、物件に敷設したCATV回線に無線LANで接続し各入居者の無線LAN対応パソコンでインターネットに接続できるワイヤレスネット「ホットスポットサービス」、「防犯カメラ遠隔監視」、マンション掲示板として活用できる「デジタルサイネージ」の3つ。

 「利用客により満足した生活を送ってもらえ、さらにオーナーの負担も軽減できるよう今回の取り組みを開始し、付加価値として取り入れることにした」と同ネットワークの一つである日本エイジェント(湊町1)の乃万恭一社長。

 現在、パイロットマンションとして、4棟に同サービスを導入し、試行的な運用を始めている。今後、3月末までにモニター期間として導入件数を増やし、4月からの本サービス開始までには約100棟の予約申し込みを見込む。

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