松山のギャラリーで「本の装丁展」-さまざまな分野の作家61人が参加

柄澤齊さん作「大人のための残酷童話(倉橋由美子)」

柄澤齊さん作「大人のための残酷童話(倉橋由美子)」

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 松山のギャラリー「リブ・アート」(松山市湊町4、TEL 089-941-9558)で3月11日より、「本を愛する美術家たちのオリジナル装幀(そうてい)展」が開かれる。同ギャラリー16周年を記念して企画されたもの。

 「現在第一線で活躍している美術家に、愛読書のためにオリジナルの装丁を制作してほしいと呼びかけたところ、絵画・工芸などさまざまな分野から61人の美術家が賛同してくれ、当展が実現した」と同ギャラリーオーナーの森田貞子さん。

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 作品例としては、柄澤齊(からさわひとし)さんの「大人のための残酷童話 (倉橋由美子)」、戸田勝久さんの「子規を語る (河東碧梧桐)」、茂本ヒデキチさんの「影と蔭 (イアン・ランキン)」などで、すべて同展のために制作された一点ものばかり。そのほか、「本好きの人たちのために」と工芸作家たちが今回のために作った本の小箱やブックエンド、文机などの作品も販売する。

 「当展は、本と美術のオマージュとして、また、活字離れが言われ始めて久しい中で、紙の本のにおいや手触りを感じさせてくれる書店への応援の気持ちでもある。広く一般の方々に本の美しさに興味を持っていただくことができれば」と森田さん。

 会期中、版画家・柄澤齊さんと新潮社装幀設計室室長・高橋千裕さんによるギャラリートーク「本の美学-装幀談義」(3月13日17時30分~19時)などを行う。

 開催時間は11時~19時。17日休館。今月22日まで。

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