松山郊外の伊予市で2月17日、中心街の活性化を目的とする「郡中まち元気推進協議会」を発足した。
同協議会は商業者や一般企業、金融機関のほか、婦人会・老人会などの市民団体、学校関係者などを構成員、市と商工会議所をオブザーバー、「まちづくり郡中」(米湊)の一色専務を会長として活動するもの。
「中心市街地活性化を目的に、このまちづくり郡中が『町家』を作ったのが2004年の4月。こちらもだいぶ軌道に乗り始めたことから、郡中地区のさらなる発展と郡中地区に多い高齢者の方にとって、より暮らしやすいまちづくりを目指して今回の協議会発足に到った」と同施設マネジャーの重松さん。
活動としては、30人前後の委員を内部に配置し分科会を構成し、年8回程度の勉強会を開く。協議の内容は主に3つで、同地域ゆかりの五色姫にちなんだ「グッズ」の開発、交通弱者とされる高齢者が暮らしやすい「市街地マップ」づくり、商店街活性化のため、空き店舗を利用し商店街の女性たちが中心となって催しを行う「いっぷく亭」の運営。
初の分科会は、3月11日に開催した。