新鋭のアクリル画家、松山で県内初の企画展-架空の風景描く

「どこかにありそうで、どこにもない架空の風景」を描いた数々の作品が並ぶ

「どこかにありそうで、どこにもない架空の風景」を描いた数々の作品が並ぶ

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 全日空ホテル前の青木画廊(松山市一番町3、TEL 089-933-7712)で現在、企画展「西岡良太展~光と構造の紡ぎ出す世界~」が開催されている。

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 西岡良太さんは、伊予市を拠点に会社勤めをしながらアクリル画創作活動を行い、公募展などで数々の賞を受賞しており、今回が県内初の企画展。架空の建築物や建造物を想像してデザインし、筆・エアブラシなどを用いて描くのが特徴。

 同展では受賞作品を中心に公開。光と影と構造が作る造形美を描いた最新作も含めて23点の作品を並べる。

 「初めは建築パースデザイナーになりたいと思い、独学で図面を描き始めたのがきっかけ。もともと美術という意識は無かったが、別の道に進むことになった際、作図の技術を生かせないかと考え、作品として描き始めた。『どこかにありそうで、どこにもない架空の風景』が絵を描く上でのテーマ。まだない風景を創造しながら描いている」と西岡さん。

 「県外での企画展は何度か行ったが、県内での企画展は今回が初めて。地元の人たちにもっと自分の作品を見てもらいたい。今後も愛媛を拠点に創作活動を行い、プロの絵描きとして、絵を描くことを仕事にできれば」とも。

 開催時間は11時~18時。25日まで。月曜休館。木曜・日曜は西岡さんが来廊予定。

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