伊予の「しおさい公園」(伊予市森、TEL 089-982-2367)市民体育館で8月5日~8日、「伊能図フロア展えひめ」が開催される。
今年は伊能忠敬が全国測量の第一歩を踏み出してから210年目にあたる。伊能忠敬は足かけ17年をかけて日本全国を測量し、正確で美しい日本全図を完成させた。
「江戸幕府に提出された伊能図は、1873(明治6)年の皇居の火災により消失し現在見ることはできない。しかし、この10年の間に伊能大図の副本・模写図が日本・フランス・アメリカから次々と発見され、完全復元した伊能大図・中図・小図すべて原寸大で展示を行う初公開のフロア展を今回、愛媛ではじめて開催できることになった」と伊予市教育委員会 社会教育課 主事の曽我部さん。
当日は、フロア展やパネル展に加え、さまざまな催しを用意る。5日は、伊豫之二名島扶桑太鼓による「和太鼓演奏」とテープカットでイベントが始まり、「RNBクイズショウ・ザ・INAZO」「やのひろみの本気?ラジ!」を行うほか、松山城下一帯の伊能のルートを探るワークショップ「赤えんぴつでたどる伊能の路」(7日)、記念シンポジウムとして4講演(8日)を予定する。7日・8日は「伊豫國『あじの郷」づくり&伊予市観光物産フェア」も開催。
開催時間は9時~17時(入場は16時30分まで)。入場料は、大人前売り=400円(当日500円)、小中高生=100円。