砥部焼陶芸館(砥部町宮内)で10月9日~11日、「砥部焼窯出し市」が行われ35の窯元から出品された砥部焼が並ぶ。
年2回開催される同イベントでは、鉄粉(=焼いた際にできる黒い点)が出たものやでき具合によって判断された2級品約4万点を同館平常価格の3割~8割引で販売。併せて1級品2万点も2割引に。「0円」商品も毎回恒例となっており、開店前から100人ほどが列を作り、すぐに品切れになってしまう。期間中、毎日約30~50点を用意する。
館外では、じゃこ天や地元野菜など手作り商品をチャリティー販売するテナントが出店するほか、砥部焼のチャリティーオークションも同時に行う。利益金は全て福祉事業団体へ寄付する。
館長の中村さんは「焼き物は手作りなので、同じものでも感触が違う。まずよく触って、よく知ってから、自分の手にフィットするお気に入りの品を探してもらえれば」と話す。
開催時間は、窯出し市(2階)=9時~17時、一級品を取り扱う1階=8時30分~18時。