松山・千舟町通りのインテリアショールーム内に9月30日、ジュースバー「HIRAKI CO., LTD. with CHARLIE'S VEGETABLE CAFE」(松山市千舟町4)がオープンした。
「HIRAKI CO., LTD. with CHARLIE'S VEGETABLE CAFE」の非日常をイメージした店内スペース
同店は、「肉料理を一切出さない」ことをコンセプトに主に愛媛県産の有機野菜をビュッフェ形式で提供するレストラン「チャーリーズベジタブル」(歩行町2)などを運営するC&S(同)と、インテリアや建材へのデジタルプリントをメインにガラス・鏡・アクリル板施工・販売やショールーム販売などを手がける開商店のコラボレーションによるもの。
チャーリーズベジタブルカフェは、「well-being withチャーリーズベジタブルカフェ」(南堀端町)、「道の駅内子フレッシュパークからり」のレストラン内にある「からりwithチャーリーズベジタブルカフェ」(内子)に次ぐ3店舗目。それぞれ異なる形態の組織とコラボし、独自のコンセプトで展開している。
インテリアショールームが持たれやすい敷居の高さを、カフェとのコラボで払しょくするのが狙い。約30坪の店内は、「カフェスペース」「和式」「非日常」をコンセプトにした空間を展開。ショールーム訪問客が飲食しながら空間を楽しむことができるほか、店内で使うテーブルやいす、オブジェなどの8割が商品で、気に入った商品があればその場で商談できるのも特徴。
メニューはその場で搾ったオレンジジュースをベースに好きな野菜・果物を3つ選んでブレンド、1~4センチの大きさの果肉も一緒に食べながら飲むことできる「果物ごろごろジュース」(480円)、サンドイッチと4種類のサラダ、チョコ付きミニトマトとチーズケーキが入った2段重ねの「ランチボックス」など。
現在は「チャーリーズベジタブルカフェ」全店共通メニューだが、今後は各店限定のオリジナルメニューも導入していくという。同店限定では、フルーツサンドやフルーツサラダ、フルーツのデザートといったフルーツづくしの「ランチボックスプレミアム」を12月ごろから提供を予定する。
C&Sの玉井雅史社長は「全く違った業種がコラボすることで互いの顧客に利用してもらい、客層の幅を広げていきたい。飲食しながら家具の使い心地を確かめるという、ほかではできない感覚で食事を楽しんでもらえれば」と話す。開商店の開さんは「千舟町をグルメとおしゃれに特化した町にし、今後地域の活性化にもつなげていきたい」という。
営業時間は8時~20時。