松山の中央通り沿いに10月10日、雑貨店「sonne(ゾネ)」(松山市萱町6、TEL 070-5586-6338 )がオープンした。
「sonne」は太陽を意味するドイツ語。「太陽のように明るく人々に元気を与えられるような店にしたい」と店名にした。約5坪ほどの店内には、オーナーの木下さんの友人や知人作家6人から集めた雑貨を並べる。県内出身の絵本作家・加納果林さんの絵本も。
これまで松山ロープウェー街にある祖母が経営する画材店の一部のスペースを借り、まつげエクステを展開していた木下さんは、祖父が手がけていた七宝焼に影響を受け、「何事もやってみないとわからない」との気持ちから雑貨店出店を決意した。まつげエクステの仕事は年内で終わらせる予定だという。
開店に合わせて七宝焼も始めた。七宝焼はガラスの粉などを乗せた銅板を800度ほどの熱で焼成した後、絵の具などで装飾していく。店内に木下さんの祖父が使っていた七宝焼の窯を置き、作品作りをしている。店内には商品として祖父や母の作品も並べる。
「祖父がやっていた七宝焼を現代風にアレンジして、自分が作ったものをいつか商品として並べたい。(まつげエクステの仕事で)今治へ出張していていないときもあるが、自由気ままに営業しているので開いているときは気軽に利用してもらえたら」と木下さん。
営業時間は不定。日曜・第2第4月曜(今治出張のため)定休。