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松山でチャリティーコンサート-視覚障害を持つ楠本光男さんが演奏

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 松山市総合福祉センター(松山市若草町)で4月17日、東日本大震災チャリティーコンサート「楠本光男サックスの夕べ 視覚障害被災者に愛の手を」が開催される。

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 主催は「ひめクラブ」と「楽譜点訳おたまじゃくし」。「ひめクラブ」はNPO法人「えひめ障害者ヘルパーセンター」が運営するサークルで、ヨガ教室やタンデム自転車など、「障害による枠を越え一人ひとりがいきいきとした人生を送るため」のサポートを行う。「楽譜点訳 おたまじゃくし」は楽譜を点訳し、視覚障害者でも楽譜を演奏するためのサポートを行っている。

 当日の出演者は、視覚障害を持つテナーサクソホン奏者楠本光男さんとプロピアニストの渡辺由紀さん。主な曲目は「枯葉」「大きな古時計」「虹の彼方に」など。2人は5年前にも視覚障害者の活動普及の目的でチャリティーコンサートを松山市民会館中ホールで開き、満席で好評だったという。コンサートで集められた義援金は日本盲人会連合を通じて寄付する。

 ひめクラブ代表の金村厚司さんは「今回の震災で視覚障害を持つ方々がどのような環境でいかに過ごされているのかと思うと胸がつぶれる思い。障害を持たない一般の人々にも一人でも多くの人にお越しいただければ」と話す。

 18時開場、18時30分開演。入場無料。

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