愛媛県出身の素描画家・壺内英昭さんと石彫刻家・宮内宏さんの二人展「BITTER END WEST」が4月16日、「えひめイズム 感性価値創造ショップ」(松山市大街道3、TEL 089-993-7557)などで始まった。
1942(昭和17)年生まれの壺内さんは今治市出身。東京でグラフィックデザイナーとして活躍後、故郷の今治に戻って以来、インディアンの素描画を描き続けている。ペンとインクのみを使った素描でインディアンの顔や生活風景などを描いている。宮内さんは1956(昭和31)年、川之江市(現四国中央市)出身。現在は瀬戸内海の大島にスタジオを置く。「松山コミュニティセンター子供館」用のモニュメントを制作するなど、国内のほか海外にもモニュメントを残している。2人とも今治・瀬戸の島々を拠点に活躍している。
今回のテーマである「BITTER END WEST」は、西へ西へと追われながら苦しみながら生き延びたインディアンのことを表しているという。同展では壺内さんの作品23点、宮内さんの作品20点を展示。えひめイズムのほか、中心市街地にあるカフェ「ナテュレ」(大街道2)や「ザ・ブルーマーブル」(三番町5)でも同時開催する。
開催時間は、えひめイズム=10時~18時、ナテュレ=11時30分~20時、ザ・ブルーマーブル=11時~22時。今月22日まで。