砥部焼伝統産業会館(伊予郡砥部町、TEL 089-862-6600)で現在、夏をテーマにした作品を展示する「砥部焼と過ごす夏2011」が開催されており、16日から「砥部焼まどんな展」も同時開催される。
年1回夏に開く同展は今年で4回目。22の窯元から出品され、砥部焼で作った風鈴やそばちょこなどの夏の風物詩となる作品や、夏の花などを絵描いた作品や青や水色といった涼しさを感じさせる釉薬(ゆうやく)を使った作品が並ぶ。通常、入場料は有料だが、同展の作品はロビーに展示しているため、無料で見ることができる。
16日から始まる「砥部焼まどんな展」は、1989年の開館以来、毎年開催している恒例の企画展。23回目となる今回は、女性陶工32人が出品する。比較的に大きな作品はなく、小さめの雑貨や食器が中心。
「どちらも来館者の人から毎年楽しみにしているという声頂く人気の企画展。女性らしい作品や夏を感じさせる作品が多数出品されているので、楽しんで見てもらえたら」と同館の濱田さん。
開館時間は9時~17時。入場料は、一般=300円、高校生・大学生=200円、65歳以上=150円、小・中学生=100円。「砥部焼と過ごす夏2011」は入場無料。開催期間は「砥部焼と過ごす夏2011」=8月31日まで、「砥部焼まどんな展」=同14日まで。