JR下灘駅(伊予市双海町)で9月3日、「夕焼けプラットホームコンサート26」が開催される。
きれいな夕日が見える景色で知られる同駅は、「男はつらいよ」などの映画のロケにも使われたことがある。同イベントは1986(昭和61)年、新線の内子線が開通後、「予讃本線ではなくなっても廃線させてはならない」との思いから地元青年部らが主体となり始められ、今年で26回目。昨年にはふるさとイベント大賞奨励賞を受賞した。
今回の出演者は、昨年に続く出演となるSing-Oさんと、松山出身、東京都練馬区育ちの歌手井上侑さん。7月には県内外のアマチュアミュージシャンを対象に「夕日とコラボレーション」をモチーフとしたオリジナル作品も募集した。今月12日にテープ審査を突破した三崎漁協の漁師・阿部和馬さんの出演が決まった。ライブ後はシンガー・ソングライターの高橋研さんが以前同駅を訪れた際、印象に残った景色や感じた雰囲気を基に作った「風の吹く駅で」の全員で合唱する予定。
当日は同イベントに合わせ、JR四国が松山駅(18時13分発)から下灘駅(18時41分着)の区間に限り夕焼けトロッコ列車を運行する。運賃は、利用区間の普通運賃のほかトロッコ指定席料金510円が必要。
開催時間は16時30分~19時。入場無料。小雨決行。日没は18時33分。