松山・ロープウエー街に10月5日、手作り南米料理店「ESCOBAR(エスコバール)」(松山市大街道3、TEL 089-946-9016)がオープンした。
店舗面積は約10坪で、席数は16席。アルゼンチンの家庭料理をメーンに提供する店主・小路亮さんの母親はアルゼンチンのエスコバール出身。親せきが千舟町のアルゼンチン料理店「Gaucho Grill(ガチョウグリル)」を営んでおり、小路さんはその店で料理を学び、いつか自分の店を持ちたいという願いをかなえ出店に至ったという。
店内にあるテーブルや椅子、照明はアンティークのもので温かみのあるものを小路さん自身が選んだ。店内の壁絵は小路さんの知人の画家がアルゼンチンをイメージして描いたもの。同店で使うグリルはV字で配置し、肉を焼くと余分な油が落ちて油っぽくならないという。
メニューは、炭火焼き肉の「アサード」(牛=1,250円、豚=900円、鶏=800円、ラム=800円)、手作りソーセージ「チョリソ」(700円)、ジャガイモのパスタをグラタン風に仕上げた「ニョッキ」(800円)、鶏肉の包み焼き「エンパナーダ」(550円)など。南米ワインは10種をそろえ、グラス(350円)とボトル(1,500円)で提供する。ランチメニューは3種(650円~750円)。
「オープン後は若い人から年配客まで幅広く利用してもらっている。大学が近く、ランチも手頃な価格にしているので、学生さんにも気軽に使ってもらえたら」と小路さん。「南米料理店は全国的にも珍しい。ロープウエー街の活性化や松山の人にアルゼンチンをよく知ってもらう機会にしていきたい」とも。
営業時間は11時30分~14時30分、18時~24時。水曜定休。