砥部に11月6日、雑貨店とカフェの複合店「handmade+zakka&cafe Strawberry Field(ストロベリーフィールド)」(伊予郡砥部町、TEL 089-962-1122)がオープンした。
店舗面積は約20坪で、席数は20席。店名の「ストロベリーフィールド」は千日草のことで花言葉は「変わらぬ愛」。オーナーの橋田千和さんの好きな花で、「作家の手作り作品をいつまでも大事にしてもらえたら」という思いを込める。
店舗の外装・内装は、松山の雑貨店「ファブリックファン」(松山市束本1)がプロデュース。同店代表と建築を手掛ける「ファンホームスタジオ」(同)の代表は夫婦で、「雑貨屋さんと建築屋さんとが一緒に考える手造りの家」をコンセプトに生活空間を提案している。ストロベリーフィールドは店舗として提案した1号店。
同店ではハンドメード商品を中心に販売しており、作家はブログで募集した。現在、県外の作家5人を含む30人の作家の作品を置いている。「作家の作りたいものを作って納品してもらいたいという思いから、テイストやコンセプトは作家に指定しない」と橋田さん。
カフェスペースも併設し、手作りケーキやワッフルなどを提供する。カフェスペースは、納品で来店した作家同士が話せる空間に作りたいというのがきっかけだったという。今後はカフェスペースを利用し各作家によるハンドメード教室も企画していくという。
カフェメニューは、「イチゴワッフル」(460円)、「カフェラテ」(500円)、「ラズベリーソーダ」(450円)など。「おすすめ」メニューは、地元の伝統工芸品・砥部焼を使用して提供する。砥部焼はオリジナルを窯元に依頼し、「SF」の文字が入る。
「近所の人や松山の人はもちろん、砥部にあるので砥部焼の窯元巡りをする観光客にも気軽に利用してもらえたら」と橋田さん。
営業時間は10時~17時30分(カフェは10時30分~16時)。水曜・日曜・毎月3日・祝日定休。