松山市内で5月11日、「人を大切にする経営実践ワークショップin四国」が始まった。開催はシェアパードバリューコーポレーション(東京都千代田区)。
社会保険労務士で同社社長の小林秀司さんは3年で四国での講演、企業視察を30回以上にわたり行ってきた。昨年は経済産業大臣賞・中小企業庁長官賞「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の実行委員などを務めた。
11日には松山市総合コミュニティセンター(湊町7)で小林さんが「これから持続可能な経営革新の方向性」をテーマに基調講演を行った。当日は県内外から約20人が出席。講演では180社を超える企業視察での事例などが紹介された。
同企画ではギフトエコノミーの社会実験も同時に行う。参加料という形を取らず、参加者のできることを協賛してもらう形式で運営する。協賛内容は研修会場の提供、視察時の移動交通手段の提供、協賛金の支出、プロジェクトの運営に供するものなど。
ワークショップは全7回を予定しており、次回は「対話型経営の実践」などをテーマに6月19日に開催する。今後のスケジュールはホームページで確認できる。各回定員約30人。参加希望者は同社(TEL 03-5259-7722)まで。