プレスリリース

「愛媛県産ヒノキ Gywood 」 を開発

リリース発行企業:ナイス株式会社

情報提供:

 ナイス株式会社(本社:横浜市鶴見区、社長:津戸 裕徳)はこのたび、愛媛県産材製品市場開拓協議会(事務局:愛媛県松山市、会長:菊池 正)と共同で、新商品「愛媛県産ヒノキGywood」を開発いたしました。

 Gywood(R)とは、軟らかい針葉樹の表層を特に圧密して高密度化することで、針葉樹の有する軽さや衝撃吸収性の高さといった長所を維持しつつ、表面硬度や形状安定性を高めた当社オリジナルの木材商品です。当社では、従来からスギを中心とした国産針葉樹を用いたGywood(R)の開発を進めており、内外装や家具などの用途で素材としての採用事例が増加しております。今後、全国各地の地域材を活用した商品開発を進めていくうえで、愛媛県が全国有数のヒノキの産地であることや、同協議会を通じて品質の高いヒノキ材を安定的に調達することが可能であることなどから、このたびの共同開発に至りました。商品の生産に当たっては、同協議会が商品化に必要な寸法や含水率などの基準を満たした基材の供給を、当社が圧密処理から商品化までの工程をそれぞれ担っていく予定です。

 3月18日には、愛媛県庁において新商品発表・報告会が実施され、中村時広 愛媛県知事に対して商品の特長に関する説明がなされました。会場には、「愛媛県産ヒノキGywood」を用いた会議テーブルとフローリングのサンプルが展示され、商品に関する説明を受けた中村知事は、滑らかなヒノキの木肌を確かめるように商品に触れながら、愛媛県産ヒノキの利用拡大に向けて期待の言葉を述べられました。

 当社は今後、会議テーブルの普及や参考展示したフローリングの仕様決定に向けた検討を進めるほか、学校机やトラック荷台板といった用途での商品展開を見据えております。引き続き、地域材の普及啓発を目指す自治体との連携によって、全国各地の地域材を活用した商品開発を進めてまいります。

左から、愛媛県産材製品市場開拓協議会 菊池正会長、愛媛県 中村時広知事、ナイス(株) 杉田理之会長



ヒノキのGywood(R)の滑らかな手触りを確認する中村知事



白みを帯びた木目が特徴的なヒノキのGywood(R)

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