8月7日にメジャーデビューした人気ご当地アイドル「ひめキュンフルーツ缶」が、地元・松山市が制作するオリジナルアニメーションにアニメキャラクターとして登場することが決まった。
ひめキュンフルーツ缶は松山市で誕生したご当地アイドルユニットで、15歳~21歳の少女5人で構成。2010年3月に「恋愛エネルギー保存の法則」でインディーズレーベルからデビューし、オリコンインディーズチャートで1位獲得。松山のライブハウス「ひめキュンシアター(松山キティホール)」を会場とした定期公演は毎回、チケット発売と同時に完売している。
アニメーションは、松山市が同市の魅力を全国に発信する目的で制作し、10月からユーチューブや公式ホームページ、市内公共施設などで公開する。制作は、映画「海猿」「ALWAYS 三丁目の夕日」などを手掛けた東京のクリエーティブプロダクション「ロボット」(東京都渋谷区)が担当する。
内容は、道後温泉や松山城など市内の名所を舞台に繰り広げられる冒険活劇で、約5分のメーンアニメと約1分のサブムービー5本、15秒のダイジェスト版を制作。アニメーションの中でメンバー5人が「ひめキュンフルーツ缶」として登場。メンバーそれぞれがせりふのアフレコを行う。
今月22日には松山市内で、市のブランドメッセージ「いい加減。まつやま」にメロディーを付ける「サウンドロゴ」を市民100人の声で収録し、同アニメにも使う予定。