今治の道の駅「伯方S.Cパーク」隣に4月17日、イルカやクジラと触れ合える施設「ドルフィンファームしまなみ」(今治市伯方町、TEL 0897-72-8787)がオープンする。
経営はシーネット(香川県高松市)。同社はキャンプ場などが一体となった複合アウトドア施設「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」(兵庫県南あわじ市)内のドルフィンファームも運営しており、同施設が2施設目。海面面積は約4万坪、陸地面積は約3300坪で、イルカとクジラの触れ合い施設として日本最大となる。淡路の施設から連れてきたバンドウイルカ4頭とハナゴンドウ2頭の6頭を飼育する。
社長の内田善忠さんは「愛媛の出身で、地元でオープンさせたかった。松山、宇和島などのエリアの候補があり、アクセスの良さからしまなみに決まった」と話す。
プログラムは「Watch-見る」、触れ合いコース「Touch-さわる」(5,000円)、スイムコース「Swim-泳ぐ」(9,000円)の3つ。触れ合いコースは台上からイルカに触ったり握手をしたりするコースで、所要時間はレクチャー10分、体験20分の計30分。
スイムコースはイルカのヒレに捕まって泳いだり水中での泳ぐ姿を観察したりできるコースで、所要時間はレクチャー20分、体験40分の計60分。約400坪の水槽で広々と泳ぐことができるという。
内田さんは「イルカとの触れ合いを通じてどんな生き物かを知ってもらいたい。お客さまにこの子たちに会いに来たいと思ってもらえるプログラムを作り、イルカをより身近な動物として受け入れられるようにしたい」とも。
2017年4月の2次エリアオープンではイルカやクジラをシュノーケリングで観察する「イルカビーチ」や国内初の「鯨類繁殖センター」、「オートキャンプ場」を新設する予定。
営業時間は9時~17時。入園料は中学生以上=500円、4歳以上=400円。