水口酒造(松山市道後喜多町3、TEL 089-924-6616)は7月25日の仕込みより、JA中央農協と愛媛県農林水産部の協力の下、「道後ビール」「道後フィズ」の全商品の原料に「愛媛県産はだか麦」を加えて製造することとなり、商品は8月に入ってから随時、出荷予定。
はだか麦は愛媛県が生産日本一を誇る農産物の一つ。同社は1996年8月から地ビール「道後ビール」、1999年1月より発泡酒「道後フィズ」を製造・販売し、両商品とも好評を博している。
3種類の「道後ビール」と、岩城島産ライム、久万高原桃太郎トマト、大洲エコラブスイカと愛媛県の農産物にこだわった「道後フィズ」に、生産日本一を誇る「愛媛県産はだか麦」の「元気を加える」(同社)ことにより、道後温泉の「湯上がりの1杯」として、また「愛ある県産品」としての磨きをかけた。
「この商品を通して地産地消はもちろんのこと、地産外商で『愛ある県産品』として、また、道後の土産品として思い出に残る商品を目指していく」と同酒造の水口社長。
価格は、「道後ビール」330ミリリットル小瓶=546円、同1リットル瓶=2,856円、「フィズ各種」200ミリリットル入り=347円。販売場所は水口酒造や土産物店などで販売する。