えひめ青少年ふれあいセンター(松山市上野町、TEL 089-963-3166)で10月17日・18日、大学生を対象にしたイベント「ドリームマップ合宿」が行われる。主催は教育、コンサルティング事業を手がける「エ・ム・ズ」(名古屋市中区)。
同社の秋田稲美社長が講師となり、現状分析や将来の姿をイメージして、台紙の上に写真や文字で表現する「ドリームマップ」の作成を通し、夢や将来の姿をビジュアル化し、具体的に自己実現していくための研修を1泊2日で行う。
イベントは、学生の人材育成や地域活性化を目指して今年6月に発足した、愛媛大学と松山大学の学生で構成される学生団体「EGS」(本町6)とコラボレーションによるもの。同団体は、参加者が限られた時間の中で、より効果的にビジョンを描いたり、参加者同士で仲間を作っていけたりするよう、「長縄大会」「本気のラジオ体操」のほか、過去を振り返るためのワークショップ「ささやき大会」などを企画し実施する。
「初めて行うイベントで、スタッフのモチベーションを保つことや、企画をどう膨らませていくか、楽しんで取り組める環境を作る工夫など、いろいろと苦労する点も多い。このイベントで自分たち自身も成長し、県内の学生を変えていく貴重な1歩につなげていければ」と同団体代表の伊藤理紗さん(松山大学3年生)。
「当団体の設立経緯として、目的や目標を持てず、日々をなんとなく過ごしてしまっている学生が多いことに疑問を感じていたということがある。県内の多くの学生にこの研修の存在を知ってもらって、自分を見つめ直し、変えるきっかけにしてもらえるよう、気軽に参加してもらえれば」(愛媛大学3年生の竹村遼さん)とも。
参加費は5,000円。参加には事前の申し込みが必要。問い合わせは同団体(ehimedreammap2009@yahoo.co.jp)まで。