松山空港に2月21日夜、バンクーバー冬季五輪を終えた青野令選手(松山大学)が到着した。
スノーボード男子ハーフパイプの日本代表として本五輪に出場した青野選手は、日本時間2月18日6時から行われた予選1組に出場。2本を飛び、43.1点を出し同組2位で決勝進出を決めた。同日12時15分から行われた決勝では、2本とも着地などのミスが響き、32.9点と得点を伸ばしきれず結果を9位とし、今大会を終えた。
後援会や大学関係者らに迎えられ、松山空港に到着した青野選手は五輪を振り返り、「この五輪は、両親やお世話になった人、大切なスノーボードへ恩返しをするためのものにしようと思い出場した。結果的には自分の滑りができなくて悔しいが、すごく楽しかったし、改めて両親をはじめいろんな人に支えられていることを実感した。また絶対に出たい」と話した。
今後の予定は未定としながらも、「ハーフパイプだけではなく、スノーボード全体を通してうまくなりたい。1、2年後には再度五輪を意識して真剣に競技に取り組んでいきたい」と意欲をみせた。