松山のカフェ「Salon de Emu（サロン･ドゥ･エミュ）」（松山市北土居町、TEL 089-989-2126）は5月28日から、イベント「カフェウィーク 2010」を開く。

　九州をメーンにカフェがネットワークを組んで各所で「カフェのお祭り」として行なっている同イベント。10回目となる今回はカフェ30店が参加し、それぞれ独自のイベントを行ったりネットワークを生かした取り組みを行ったりする。同店の参加は3回目。

　今回のネットワーク統一テーマは「家族」。「遠く離れた家族のこと、いつも近くにいるから言えないこと、忘れていたこと、なくしてしまっている大切なものなどいろいろな思いを大切に、ご家族で出かけてほしい」と同店オーナーの河野宏幸さん。愛媛では「家族でめぐるグルメの旅」をテーマに据える。

　期間中、同店とオーガニックカフェ＆マーケット「MAGNOLIA（マグノリア）」（今治市玉川町）、手打ちうどん･お好み焼き「喜室良（きむら）」（伊予郡砥部町）、手作りいなり「和尊和楽ふうふう村」（松山市森松）、雑貨「Lette（リテ）」（松山市朝生田）と他県のネットワークに加盟するカフェのうち4店舗分のスタンプを集めた人に景品を進呈する「スタンプラリー」を実施。

　そのほか、ヨーロッパの宮殿やイスラムの建築や装飾、歴史的遺産からインスピレーションを受けて作った神戸在住のアクセサリー作家の展示即売会（今月29日～）、「喜室良（きむら）」オーナーが作る料理とパティシエールKEIKOさんが作るスイーツをコラボさせた限定ランチフルコース（1,500円）を提供する「うつわとお菓子と料理展」（6月3日･6日、11時～14時30分）などを予定する。

　期間中、九州のカフェと食材を交換するなどして、オリジナルのアンチョビや日向夏のはちみつマーマレードを使った限定メニューも用意する。

　「カフェ全体が盛り上がっていければという思いでこのイベントを行なっている。イベントを機会に新しいカフェの楽しみ方を知ってもらえれば」と河野さん。

　営業時間は11時～22時30分。水曜定休。6月13日まで。