飼い主と愛犬が一緒に楽しめるドッグカフェ「dog café kuu（くう）」（伊予郡砥部町川井、TEL 089-962-6006）が10月12日、松山郊外の砥部にオープンした。

　オーナーの森岡久美子さんは「私は以前、東京のイベント会社で働いていた。その時の知識や、調査力を生かして、以前からずっとやりたかった、ドッグカフェを開くことにした。愛犬が自由に走れるドッグランの広さは135坪、カフェ全体だと500坪もあり、これは西日本一の広さだ」と話す。

　ドッグランは3面に区切り、そのうち1面を「ちびちびドッグラン」に。同面は、子犬が遊ぶスペースで、テラスに隣接しているため、飼い主は愛犬を見守りながら安心してくつろげる。芝生にもこだわり、砂を20センチ敷き詰めた上に、特に柔らかい芝生を宮崎から取り寄せた。そのため、「足を痛めることもなく、思う存分走り回れる」（森岡さん）という。

　カフェ内は消臭効果のある壁にしており、匂いを気にせずに食事を楽しむことができる。近所でその日に収穫された無添加・無農薬の野菜を使ったメニューは、飼い主にも犬にも体にいい食事を用意する。飼い主には「サラダもっふる」（500円）、愛犬には栄養士が考えた「プレート」（300円）などが「人気」（同）という。

　営業時間は10時～20時。同店では、今後、犬と飼い主が一緒に楽しめるイベントを企画していくという。