「お城下コーヒー」-地元メーカー・進和珈琲が60周年記念で発売

地元・松山の風景の水彩画を取り入れた「お城下珈琲」パッケージ

地元・松山の風景の水彩画を取り入れた「お城下珈琲」パッケージ

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 焙煎(ばいせん)メーカーの「進和珈琲」(東温市野田、TEL 089-955-0011)は10月、創業60周年記念商品として「お城下珈琲(おじょうかコーヒー)」を発売した。

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 同社は1950(昭和25)年、松山市大街道に進和商会として開業。以来、松山のコーヒーメーカーとして伝統の味を守り続けている。

 同商品は、完熟豆でコーヒーのうま味を出した「勝山」、深いり豆と浅いり豆でコーヒーの香味を出した「湯月」、深いり豆のみの「熟田津」の3種。パッケージにはそれぞれ、「松山城」「道後温泉」「愚陀佛庵」の水彩画をあしらった。

 同社の総務人事経理部の青野さんは「当社の強みは自家焙煎したものを新鮮なままパッケージしていること。発売から1カ月、観光客を中心とするお客さまが増えている。コーヒーのうまさとともに地元品としてアピールしていければ」と話す。

 価格は「100g3缶セット」=1,575円、「ドリップカフェセット(各10g、5パック)=1,890円。同社直営各店舗、直営喫茶「珈琲蔵人 珈蔵(かくら)」で販売している。

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