横浜ベイスターズから指名された愛媛マンダリンパイレーツの靏岡賢二郎選手(23)へのあいさつで11月11日、同球団職員らが愛媛県民球団事務所(松山市東石井6)を訪れた。
埼玉県出身の靏岡選手は春日部共栄高校時代に甲子園の出場を経験。日本体育大学を経て今年、愛媛マンダリンパイレーツに入団。10月28日に行われた日本野球機構のドラフト会議で横浜ベイスターズから8巡目の指名を受けた。ポジションは捕手。
当日は横浜ベイスターズ取締役の河本明さんらとの交渉が行われ、契約金700万円、年俸500万円で仮契約した。
今の気持ちを問われた靏岡選手は「やっと実感が湧いてきた。今足りていないところを早く教わり、プロとして自覚を持った行動をしていきたい」とあいさつ。愛媛のファンに対しては、「埼玉から来て愛媛の人には温かく迎えてもらい、声援を送ってもらえて『ありがとう』という感謝の気持ちが強い。愛媛で学んだところを次でも生かしていきたい」とも。
河本さんが「彼が高校のときから有望だと思い目をつけていた」と話すと、「今日初めて聞いた。諦めずに野球を続けてきて良かった」とコメントした。