松山のまつちかタウンに2月11日、宇和島の郷土料理店と鉄板焼を提供する「うわじまの料理や 有明(ありあけ)松山店」(松山市湊町5、TEL 089-941-8310)がオープンした。
店舗面積は17坪で、席数は38席。「うわじまの料理や 有明」は1972(昭和47)年、社長の有請(ありうけ)貢さんが地元・宇和島で創業。宇和島市内に4店舗を展開し、松山には今回が初の出店となる。宇和島店ではふぐをメーンに提供していたが、松山店の店長が広島でお好み焼きの修行をしていたことを生かし、松山店では宇和島の郷土料理のほか鉄板焼きも提供もする。
「30年近く、やって来られたのは勇気と情熱がお客さんの心をつかんだから」と有請さん。現在有請さんは宇和島の店を長男に任せてみようと、宇和島と松山を行き来している。
主なメニューは宇和島でとれたタイに「有明秘伝」のたれを使った「たいめし」(1,200円)や「さつま飯定食」(800円)。「さつま」とは焼いた鯛や白身魚の身にみそやだし汁などを混ぜてご飯にかけて食べる宇和島の郷土料理。そのほか、「ウニと旬野菜の鉄板焼き」(980円)なども。