松山でも募金や献血-東北地方太平洋沖地震受け支援の輪広がる

大街道献血ルームで献血を行う人々

大街道献血ルームで献血を行う人々

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 3月11日に発生した東北関東大震災の地震を受け、松山市内でも義援金の受け付けや献血などの支援活動が始まっている。

フジグラン松山1階インフォメーションに設置された義援金募金箱

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 大型SCなどを手がけるフジ(松山市宮西1、TEL089-926-7111)とドラッグストアなどの経営を行うレディ薬局(南江戸4、TEL 089-917-8000)は12日、義援金の受け付けを始めた。レディ薬局は南江戸店、道後石手店、南久米店をはじめとする県外店舗を含む197店に、フジは先日リニューアルを行ったフジグラン松山をはじめとする91店舗に募金箱を設置している。寄付された義援金は31日に集計し日本赤十字社を通じて被災者の救援活動に役立てるという。フジグラン松山では受付開始後、多くの寄付で既に箱がいっぱいになってしまったため大きな箱を設置する予定。レディ薬局は被災者の救済や被災地の復興に役立ててもらうため、義援金として500 万円を寄付することを14日に決めた。

 松山大街道商店街にある大街道献血ルーム(大街道2、TEL089-932-0900)では血小板献血を優先して確保するため、12日から血小板献血者を優先して受け付けを始めた。同ルームには土日で280人近い献血者が押し寄せ、通常の5割増しの人数が献血をしたという。月曜にもいつもの休日並みに人が来ていており、1時間待ちになることも。土日に献血された血液はすでに赤十字社を通し現地に送られた。

 大街道出張所所長の大野さんは「血小板は検査日を除くと3日しか持たない。2~3カ月はコンスタントに必要になる。最初だけ多いと尻つぼみになってしまうため、継続的に献血に来てほしい」と呼びかける。緊急献血は5月ごろまで続く予定だという。

 成分献血の受付時間は、月曜~木曜=10時~12時・14時~17時、金曜~日曜・祝日=10時~12時30分・14時~15時。

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