松山・中央通り沿いに5月31日、ラーメン店「伯方の塩ラーメンさんわ 松山中央通店」がオープンする。
「伯方の塩ラーメンさんわ」は代表の福羅健二さんの両親が1941(昭和46)年、「三和食堂」として今治市伯方町に開店し今年で40周年を迎える。「伯方の塩ラーメン」はしまなみ街道が全通する前年の1998年10月に完成した。既存の塩ラーメンを食べず、瀬戸内海の穏やかで優しい風土を味で表現することをテーマに開発に着手した。スープに塩ダレで味を足すという従来の手法とは異なり、味付けとして塩を使わず素材の持ち味を引き出すようにしたのが特徴。
店舗面積は約10坪。席数は8席。伯方の塩ラーメンの認知を高めることや、他の地域の情報を仕入れるため物産展にも出展する出店する福羅さんは、2~3週間ほど店を留守にすることもあるという。「メニューに期待してもらえる店にしたい」と、物産展などで仕入れた情報や素材を基に常にメニュー開発に取り組んでいる。
メニューは「伯方の塩ラーメン」「中華そば」(以上580円)など。24日~26日のプレオープン中のみ、「たこ飯」の提供を予定する。正式オープン後の夏場は「冷やしラーメン」や10日サイクルで提供する日替わりメニューも用意する。
「いろいろ考えていることを試したいと思い、この店をオープンした。長期で店を空けることもあるが、日替わりメニューも楽しみにして来店してもらえれば」と福羅さん。
営業時間は11時~14時。