松山大生が「ワンデー・カフェ」-愛媛県産米粉を使ったスイーツを提供

「ワンデー・カフェ」を開いた学生と「市民企業論」講師の奥谷京子さん(中央)

「ワンデー・カフェ」を開いた学生と「市民企業論」講師の奥谷京子さん(中央)

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 松山・銀天街内にある産直市場「ぎんこい市場」(愛媛県松山市湊町3)で8月6日、松山大学人文学部の3・4回生が愛媛県産米粉を使ったスイーツを販売・提供する「ワンデー・カフェ」が行われた。

「ワンデー・カフェ」でスイーツの店頭販売も

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 同大夏季集中講座「市民企業論」に参加した9人の学生が開いた同イベント。学生は、講義を通じてぎんこい市場や生産者の元を訪れ、年々減少している米の消費量に着目し、県産の米粉を使ったスイーツの提供を企画した。

 メニューは、愛媛の地酒・梅錦を水と砂糖で割ったシロップをしみ込ませた米粉100%の「パウンドケーキ」や、久万高原・三川産茶葉をミキサーでペーストにした「ワッフル」などを提供。店頭では持ち帰り販売も行った。学生は事前にツイッターやミクシィ、フェイスブックを使い知り合いなどを通じて広報活動を行った。

 同大生の門さんは「自分たちが食べたスイーツを、米粉を使って提供することで高校生などの若者でも気軽に食べられるのではないかと考えた。いつもは高齢者の人が利用することの多い店だが、中に入ってみると一人暮らしをする若者にも魅力的な安さで新鮮な野菜が売られている。今日のイベントを通して若い人の店の利用につながれば」と期待を寄せた。

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