伊予ふたみシーサイド公園(伊予市双海町)で1月7日・8日、「初春水仙花祭り」が開催され、水仙の展示即売が行われる。
双海町の下灘地区では毎年1月になると山の斜面や海岸沿いに水仙の花が咲き乱れる。同町が水仙の名所になったのは20年ほど前。ミカン栽培をしていた金山さんが栽培をやめる際、代わりに水仙の花を植えるようになったのが始まり。今は亡き父の意思を継ぎ、息子の金山さんが1人で10万本の水仙畑を管理している。水仙畑の面積は約2000平方メートル。「夕やけこやけライン」と呼ばれる国道378号線にも水仙の花が自生するようになった。
「水仙を生かし多くの水仙や双海をPRするイベント」として15年ほど前から毎年行われるようになった同イベント。シーサイドふたみ、ふたみ花の会、伊予市観光協会双海支部が主催する。
当日は、水仙の鉢植えの展示即売や切り花の即売を行う。「ふたみ花の会」が同イベントのために休耕田で育てた水仙を用意し、市価より安く販売する。そのほか、地元農家の野菜やミカン、ポンカン、ダイガラ餅なども即売。水仙をイメージした弁当や「よもくれだんご汁」なども用意する。8日には「にがおえ工房」の藤岡剛さんによる「似顔絵出店」も予定。
開催時間は、7日=10時~16時、8日=10時~15時。問い合わせはシーサイドふたみ(TEL 089-986-0522)まで。