松山・道後で3月19日~21日、春の始まりを告げる恒例「道後温泉まつり2011」が開催される。
約300年前の10月、地震で道後温泉の湧出が止まってしまい、人々が温泉の神仏に祈願し、翌年1月に復旧した。神仏への感謝の意を表し催した祭りが起源とされている。
19日は湯祈とう、湯奉納、ブラスバンドパレードのほか、長寿餅つきや地元銀行・商店街など総勢約300人による道後温泉おどりを、翌20日は獅子舞・太鼓・万歳などの郷土芸能大会、女みこしかきくらべパレード、道後温泉おどりを予定。21日は、宝厳寺境内での餅つき、尺八奏者によるコンサート、道後温泉ゆかりの人々がその時代の扮装(ふんそう)して練り歩く道後温泉時代パレード、まき餅(もち)など毎年恒例のイベント行事を今年も予定している。
今年から新しく「道後温泉楽市楽座」を開催。今年の春から秋にかけて開催される「南予いやし博2012」のプレイベントとして行われるもので、B級グルメやスイーツ、愛媛の物産の販売を道後にきたつの路で展開。県内各地から「ゆるキャラ」も集まるほか、宇和島の伝統行事・牛鬼も見られる。
イベントのスケジュールはホームページで確認できる。問い合わせは同実行委員会(TEL 089-943-8342)まで。