松山のイタリアンで真ガキ食べ放題-播磨灘産・一年珠ガキを専用小屋で

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 松山のイタリアン「網元イタリアン Ken Shiozawa」(松山市空港通1、TEL 089-972-8886)は6月中旬から、敷地内にある「カキ小屋」で夏限定で一年珠ガキ(R)を使用し食べ放題を始めた。

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 同店は北藤原にある居酒屋「居魚屋網元」の2号店として昨年8月にオープン。経営する水産会社の点を生かし、両店では捕れたばかりの魚介類を使った料理を提供している。2月には敷地内にカキ小屋をオープンし、時間無制限のカキの食べ放題を展開してきた。

 店主の塩沢研さんは「水温が上がるとカキの実の栄養がなくなるため、市場で売られなくなってしまう。冬は『真ガキ』、夏というと『岩ガキ』が定番だが、当店では夏でも引き続き『真ガキ』食べ放題ができる」と話す。

 同店ではこれまで自社で養殖したカキを提供していたが、夏限定で播磨灘産の一年珠ガキ(R)を使用する。通常のカキが2~3年で成長するのに比べて一年珠ガキ(R)は1年で成長し出荷される。

 「一年珠ガキの成長の早さは、氷ノ山後山那岐山国定公園の手付かずの海と川と森の条件がそろい、プランクトンなどの餌が豊富にあるため」と塩沢さん。

 主力メニューは、カキ小屋での時間無制限カキ食べ放題(2,800円)。カキの食べ放題は、いけすからセルフでカキを取り鉄板で焼く。食後はイタリアン店内でコーヒーを提供する。店内では焼きガキ(5個=890円、9個=1,400円、15個=1,980円)で提供。直売や地域発送にも対応する。

 「夏でも旬のカキが食べれることは珍しいことなので、ぜひ利用してもらえたら」とも。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~翌2時(日曜・祝日は17時~)。カキ食べ放題は11時~21時30分。月曜定休。

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