松山のギャラリーキャメルK(松山市錦町、TEL 089-913-2002)は4月4日からと5月21日からの2回に分けて、「岡田朱実小品展」を開催する。
岡田朱実氏は愛媛県の戦後美術シーンで活躍し、2007年にパーキンソン病で亡くなった画家。「馬」と「花」をテーマにした作品を数多く残した。昨年には同ギャラリーで遺作展を開催したが、それから1年を経た今回、再び展示会を開催することになった。
「彼女の作品は『馬』と『花』をテーマにしているにもかかわらず、さまざまな視点と色使いで全く違ったタッチの絵を数多く生み出している。優しい感じを受けるものもあれば、荒々しい感じのものもある。そこに不思議な魅力を感じ、彼女の絵に引き付けられる人はとても多い」と同ギャラリーオーナーの清水恵子さん。
「『馬』と『花』にそれぞれテーマを絞って、期間を分けて開催するので、ぜひ2度足を運び、彼女の幅を持った素晴らしい才能に触れてほしい」(清水さん)とも。
開催時間は11時~18時。開催期間は、「馬展」=4月4日~13日、「花展」=5月21日~26日。