「ギャラリー リブ・アート」(松山市湊町)で6月18日より、メード・イン・ジャパンの布を展示販売する「楽居布(らいふ)2015夏」が行われる。
「楽居布(らいふ)」は、デザインプラザマックス(大阪市中央区)が手掛けるブランド。百貨店への限定出店やイベント開催を通じて、近江の麻や琉球藍・阿波藍、柿渋染など、国内各産地の技術を生かした布を使った商品を販売している。同社デザイナーの越智和子さんは四国中央出身で、以前は総合的な分野でデザインを手掛けていたが、近江麻のデザイン指導を依頼されたことをきっかけに日本の伝統的な繊維に携わることになった。
同展では、近江麻の衣服、寝具、クッションなどのインテリアグッズをはじめ、細かい刺しゅう技術を施した衣服も展示・販売する。
主な商品は、麻100%プルオーバー(税別2万4,000円)、リネン水撚(よ)りワイドパンツ(同2万2,000円)、刺しゅう入りブラウス(同2万6,000円)など。
同ギャラリー代表の森田さんは「同展を通じて伝統技術に携わる人々の創作意欲が高まり、後継者を育てることにつながれば」と期待を寄せる。
開催時間は11時~19時。水曜定休。今月23日まで。