今治の老舗甘味・和菓子店「登泉堂」(今治市松本町、TEL 0898-22-5735)が4月29日、郷新屋敷町に移転オープンする。
同店は創業約120年の歴史を持つ和菓子店で、現在は4代目の青野敦男さんが店を継いでいる。自家製シロップがかかったカキ氷は、炎天下でも店の外に行列ができる人気商品。青野さんは「駐車場が狭く、11台しか停められなかったのが問題点だった」と話す。
新店舗の席数は34席で、敷地面積は前店の約2倍。駐車場は32台分停められるようになった。和モダンを基調とし、席と席の間を広めに取ったという。車椅子やベビーカー用のスロープをつけたほか、外で待つ人に配慮してひさしを設けた。
メニューは一番人気の「カキ氷(いちごミルク)」(670円)、「わらび餅」(370円)など。
「オープンに向けてカキ氷の準備で忙しくしている」と青野さん。「スタッフ全員が音楽ができるので、今後店内でバンド演奏などもしてみたい」とも。
営業時間は11時~19時。